「鵜戸さん」の愛称で親しまれている鵜戸神宮は、崖沿いの石段を下った先に社殿がある珍しい神社で、「日本三大下り宮」の一つに数えられています。 社殿があるのは、豊玉姫命（とよたまひめのみこと）が出産した産屋と伝えられる、鵜戸岬の先にある洞窟内。３００坪程の広さがあり、古代から神が住む「霊地」と考えられてきました。 岬の周辺に連なる奇岩怪礁、吸い込まれそうな紺碧の海など、まさに「神秘的」という言葉がぴったりな場所です。

神社には神様の使いとなる「神使」と言われる動物がいます。鵜戸神宮の神使は、うさぎ。 「鵜」が「卯」に転じたとも伝えられています。 境内にはうさぎの像が点在し、その可愛らしい姿に多くの参拝客が顔をほころばせています。

神社には神様の使いとなる「神使」と言われる動物がいます。鵜戸神宮の神使は、うさぎ。 「鵜」が「卯」に転じたとも伝えられています。 境内にはうさぎの像が点在し、その可愛らしい姿に多くの参拝客が顔をほころばせています。

祇園神社が建立される前、洞窟は「龍穴」と呼ばれ、竜神様が祀られていました。 現在、本殿の左右には「龍神（八岐大蛇）様」と「水神（水波女命）様」が祀られています。 自然に形成された、龍の頭部に見えると話題の岩は迫力満点です！